[2020年版]U-NEXTの客観的に面白いおすすめ海外ドラマランキングTOP15
海外ドラマを主観でオススメされるよりも客観的な評価が知りたいと思いませんか?そんな方にアメリカの大手評価サイトを元にランキング形式でオススメします。
アメリカの大手評価サイトのIMDbは月間2億人を超える人々が訪れるモンスターサイトであり、世界最大の映画・ドラマのデータベースサイトです。IMDbにはユーザーが10段階評価で点数をつけて作品を評価する機能があります。中には、数百万人のユーザーが評価した作品もあります。そんな世界最大の評価サイト、IMDbで高評価を受けたU-NEXTの海外ドラマ作品をランキング形式で紹介します。
- 1. U-NEXTの主要海外ドラマ作品一覧(レーティング順)
- 2. 1位 FARGO/ファーゴ (評価:9.0/10)
- 3. 2位 フレンズ (評価:8.9/10)
- 4. 3位 Xファイル (評価:8.6/10)
- 5. 4位 ダウントン・アビー (評価:8.6/10)
- 6. 5位 SUITS/スーツ (評価:8.5/10)
- 7. 6位 FRINGE/フリンジ (評価:8.4/10)
- 8. 7位 スーパーナチュラル (評価8.4/10)
- 9. 8位 パーソン・オブ・インタレスト(評価8.4/10)
- 10. 9位 ウォーキング・デッド (評価8.3/10)
- 11. 10位 HOME LAND/ホームランド(評価8.3/10)
- 12. 11位 24-TWENTY FOUR- (評価8.3/10)
- 13. 12位 プリズン・ブレイク (評価:8.3/10)
- 14. 13位 刑事コロンボ (評価:8.2/10)
- 15. 14位 メンタリスト (評価:8.1/10)
- 16. 15位 エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY (評価:7.9/10)
U-NEXTの主要海外ドラマ作品一覧(レーティング順)
U-NEXTで配信中の作品をIMDbのレーティング順に表にまとめました。
作品名 | シーズン数 | IMDbレーティング |
FARGO/ファーゴ | シーズン3 | 9.0 |
フレンズ | シーズン10 | 8.9 |
Xファイル | シーズン11 | 8.6 |
ダウントン・アビー | シーズン6 | 8.6 |
SUITS/スーツ | シーズン8※ | 8.5 |
FRINGE/フリンジ | シーズン5 | 8.4 |
スーパーナチュラル | シーズン14※ | 8.4 |
パーソン・オブ・インタレスト | シーズン5 | 8.4 |
ウォーキング・デッド | シーズン10 | 8.3 |
HOME LAND/ホームランド | シーズン7 | 8.3 |
24-TWENTY FOUR- | シーズン10 | 8.3 |
プリズン・ブレイク | シーズン5 | 8.3 |
刑事コロンボ | シーズン1(69話) | 8.2 |
メンタリスト | シーズン7 | 8.1 |
エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY | シーズン6 | 7.9 |
※最新シーズンはレンタル作品
1位 FARGO/ファーゴ (評価:9.0/10)

保険会社に勤める冴えない男レスターは、仕事は上手くいかず、妻にも嫌われるなど踏んだり蹴ったりの人生を送っていた。そんなある日、高校時代のいじめっ子サムに絡まれて鼻を折る怪我をし病院に向かう羽目になる。その病院で見知らぬ男ローンと出会い、会話の流れから冗談でサムの殺害を依頼してしまう。その頃、雪の中で事故車の現場検証をしていたベミジー警察の副署長モリーは、下着姿の男の遺体を発見する。やがて起こる連続殺人事件の驚くべき結末とは?
9.0は歴代のドラマの中でも上位にランクインする高評価作。アカデミー賞常連の有名監督、コーエン兄弟が制作したドラマ。コーエン兄弟が初めて、アカデミー賞を受賞した作品「ファーゴ」を映画の世界観のまま、オリジナルストーリーとしてドラマ化した作品が「FARGO/ファーゴ」です。
作品の舞台は、極寒のミネソタ州の田舎町。偶然の出会いに端を発する連続殺人事件を描いたクライム・サスペンスドラマ。
本作は、映画のようなクオリティを誇り、2014年のエミー賞とゴールデン・グローブ賞の作品賞をW受賞しました。
2位 フレンズ (評価:8.9/10)

シェフの助手として働くモニカ、俳優志望のジョーイ。ジョーク好きのチャンドラー、シンガー・ソングライターのフィービーが、"セントラル・パーク"カフェでおしゃべり中。そこにモニカの兄で古生物学者のロスが。愛妻がレズに目覚めて離婚したことを嘆いていると、モニカの高校時代の友人レイチェルが花嫁姿で駆け込んでくる。挙式をドタキャンして逃げ出してきたのだが?!
アメリカのコメディドラマがランクイン。2005年のエミー賞作品賞を受賞した作品。10年間という長期にわたって放送された今作は全米視聴数ランキングで10シーズン連続でトップ10入りを果たし、最終シーズンでは5000万人以上が視聴した、世界中で社会現象を巻き起こしたドラマ作品です。
カフェに集まった男女6人が仕事、恋愛、友情を語り合う笑いにあふれるコメディドラマ。画面越しからも仲の良さがにじみ出て見ているこちら側も和んでしまうような温かさが魅力の作品。当時の大人になれない若者の社会に対する鬱憤などをコミカルに描きつつも共感を呼び大ヒットしました。未だに根強い人気があり、フレンズ続編を望むファンが多数います。
3位 Xファイル (評価:8.6/10)

“X-ファイル”とは、FBIの緻密な科学捜査でさえ真相究明できない未解決事件のレポートのこと。女性捜査官スカリーはモルダー捜査官の補佐としてX-ファイル課に転属してくる。モルダーは現代科学では解明できない事件をまとめたX-ファイルを単独で調査し、仲間から変人扱いされていた。UFO、オカルト、未確認生物などが絡むスーパーナチュラルな怪現象に立ち向かう男女のFBI捜査官たちの活躍を描く。
今作は、UFO、UMA、オカルトなど科学では説明の付かない超常現象のまつわる事件に、2人のアメリカ連邦捜査局(FBI)捜査官が取り組むという物語。超常現象に対し肯定的な男性捜査官モルダーと、懐疑的な女性捜査官スカリーの対照的なコンビが、対立しながらも信頼し合っていく描写も魅力的です。
1993年の放送当初は他局が敬遠するようなマニアックなジャンルかつ、視聴率の墓場と言われる金曜日放送の作品であったため、大コケする可能性が高くありました。しかし、周囲の予想とは裏腹に、今作は社会現象になるほどの大ヒットを果たしました。
ヒットの理由としては、あえてマニアックなジャンルであるSFホラー作品を一般的な刑事物のフォーマットに落とし込むことにより、人を選ばないとっつきやすい作品が完成し、それが大ウケしたことがヒットの要因になりました。
4位 ダウントン・アビー (評価:8.6/10)

物語は1912年、将来家督を相続するはずだったグランサム伯爵の長女メアリーの婚約者の訃報から幕を開ける。男性だけに限定された相続制度のため、一家には3人の娘がいるが、新たに一番近親の男性で弁護士マシューを屋敷に招き入れることに。伯爵自身はマシューを気に入るが、伯爵の母バイオレットと妻コーラ、メアリーは庶民的なマシューの存在が気に入らず、それぞれに策略をめぐらせる。同時に、本作では邸宅で働く多くの使用人たちの人間模様が描かれる。住む世界が違うものの、常に伯爵一家と緊密な関わりを持つ彼らの間に、新たに伯爵付きの従者としてやってきた脚の不自由なベイツの存在が波紋を投げかけていく。
イギリスで最も歴史があり、最大のテレビ局であるITVが制作した歴史ドラマ。
今作は、日本でいう大河ドラマのような、イギリスが舞台の時代劇作品。相続問題をめぐる上流社会の愛憎渦巻く人間関係や、階級制が存在するいわば格差社会の縮図とも言うべき邸宅の内情は、現代でも起こりうる普遍的な面白さがあり、それが世界中でウケ、大ヒットを果たしました。
世界200以上の国で放送された大ヒット作品。エミー賞のミニシリーズ部門で作品賞を受賞し、ゴールデングローブ賞でもミニシリーズ部門作品賞を受賞するなど高評価を受け、ギネス世界記録に、2011年の最も高い評価を受けたイギリスのテレビシリーズとして認められました。
5位 SUITS/スーツ (評価:8.5/10)

ハーヴィー・スペクターは、マンハッタンの大手法律事務所ピアソン・ハードマンで働く敏腕弁護士。しかし、部下を持ちたがらず、面倒も一切見ない一匹狼だった。 そんな彼を見るに見かねた所長のジェシカは、シニア・パートナーへの昇進と引き換えに部下のアソシエイトを雇うことを命じ、仕方なくハーヴィーはアソシエイトの面接を始める。そこでハーヴィーは、マイクが天才的な頭脳を持っていることをすぐに見抜き、アソシエイトへの採用を決める。しかし、「ピアソン・ハードマン」は、ハーバード大学のロースクール出身者しか採用しないという伝統を持っていた。ハーヴィーはマイクの経歴を詐称することを提案し、2人は秘密を共有する運命共同体となり、数々の訴訟に挑んでいく。
シーズン7まで続いている作品にも関わらず8.5という数字は凄いです。それだけ安定して面白い作品だと言えますね。
初回視聴者数460万人を記録した大ヒットドラマ。ニューヨークの大手法律事務所を舞台に、若き敏腕弁護士と天才的な頭脳を持つ青年がタッグを組み、様々な訴訟へと果敢に挑んでいく作品。スーツ出演者のメーガン・マークルがイギリス王室のヘンリー王子と結婚した事によりいっそう話題になりました。
日本では、織田裕二氏主演でフジテレビの月9枠でリメイクされ話題になりました。
6位 FRINGE/フリンジ (評価:8.4/10)

旅客機627便の乗員・乗客全員の肉体が溶け落ちるという奇怪な事件が起こった。 FBIボストン支局の女性捜査官オリビア・ダナムは、フリンジ・サイエンスの天才科学者のウォルター・ビショップ博士、そして彼の息子でIQ190の天才というピーターと共にこの謎に取り組む。 やがて、彼らは今回の事件は世界中で起きている一連の不可解な現象「パターン」の一端であることを知る。 国土安全保障省のフィリップ・ブロイルズ捜査官の指揮下に編成されたオリビア、ウォルター、ピーターらフリンジ・チームは、その後も次々に起きる「パターン」を調査することになる。 やがてオリビアは「パターン」の背後にある驚愕の事実、「もうひとつの世界」の存在を知る。そして、その世界との戦いが間近に迫っていることと、それにはウォルター、ピーター、そしてオリビア自身が深く関わっていることも…
スタートリックとxファイルに影響を受け、オマージュをした作品がランクイン。
通常では解明できない現象のことで、“パターン”と呼ばれるその現象がもととなった不可思議な事件の謎を、主人公であるFBI捜査官のオリビア・ダナムとフリンジ・チームのメンバーが、“フリンジ・サイエンス”を使って解き明かしていきます。
シーズン1の製作費はLOSTとほぼ同じの1000万ドルという超大作。
7位 スーパーナチュラル (評価8.4/10)

1983年、ウィンチェスター家の皆は今夜も何事もなく朝を迎えるはずだった。その夜、生後6か月の息子サムが寝ている子供部屋から妻の悲鳴が聞こえた。夫のジョンは急いで子供部屋へと駆け込んだが、そこには無残な死体となった妻がいた。さらには突如として炎が噴出し、一気にその場は火の海となってしまう。ジョンはサムともう一人の息子であるディーンと共に、燃え盛る家から脱出した。ジョンは妻を失ったことで悲しみに暮れる。そして、メアリーを殺したのが超常的なものだと知った彼らは魔物や妖怪を狩る「ハンター」になる…
兄のディーンと弟のサムのウィンチェスター兄弟がアメリカ合衆国に蔓延る、悪魔や怪物、悪霊を狩るアクション・ホラー・サスペンス。
10年以上も続いている人気作で、シーズン数もかなり多いため、今から見るのは厳しいかなと思われるかもしれませんが、このドラマは1話完結の物語なので、他のドラマと比べて途中からでも入りやすい作品になってます。
8位 パーソン・オブ・インタレスト(評価8.4/10)

孤独な億万長者でコンピュータの天才、ハロルド・フィンチは9.11の後、国内のあらゆる監視装置から収集した情報を分析して将来のテロ攻撃を予測する政府のコンピュータシステムを構築した。そして、元グリーンベレーでCIAの現地工作員である、ジョン・リースに仕事を持ちかけ、彼を雇う。フィンチが作ったコンピュータは、テロ以外の普通の犯罪をも検知するため、政府は「無用な犯罪」として興味を示さなかった。しかし、フィンチは予測された「無用な犯罪」を阻止することを決意する。そして、リースとフィンチは犯罪を防ごうとするが…。
本作はミッション・イン・ポッシブルやスターウォーズなど数々の名作を作り上げてきた、J・J・エイブラムスが製作総指揮を務めた作品。ニューヨーク市の凶悪犯罪を防止するために立ち上がった億万長者と、彼に雇われた元CIAエージェントの活躍を描くクライム・サスペンスです。
2011-12のアメリカのシーズン視聴者数ランキングでは13位を獲得し、その年の新作テレビドラマの中では最高位に付けるなど話題になった作品です。
9位 ウォーキング・デッド (評価8.3/10)

ゾンビによる世界の終末を迎えた後の物語であり、荒廃したアメリカ合衆国で安住の地を求め、ゾンビから逃れつつ旅をする。主人公で元保安官のリック・グライムスが率いる、少人数のグループを焦点にした物語。ゾンビは様々な名で呼ばれるが、主人公たちの集団はウォーカーと呼ぶ。ウォーカーとはあらゆる生き物をむさぼり食う動く死人で、人間は脳が無事なまま死亡するとほぼ確実にウォーカーになってしまう。ウォーカーを倒すには脳を破壊するしかない。社会が崩壊した世界で、ウォーカーの恐怖、グループ内の力関係の変化、そして自らの生存だけを考える数少ない生き残りの人間たちに直面する。
アメコミのベストセラーThe Walking Deadをドラマ化した作品。シーズン1から、エミー賞やゴールデングローブ賞にノミネートされるなど、放送当初から期待されているドラマです。シリーズ開始以来、アメリカで異例の高視聴率を獲得し続け、米ケーブルテレビの最高視聴率を毎シーズン塗り替え続けるなど、長い間注目を集め続けています。日本でも名前を知らない人は少ないほどの人気シリーズで、安倍首相もファンということで話題になりました。
10位 HOME LAND/ホームランド(評価8.3/10)

イラク赴任中に行方不明となっていたアメリカ海兵隊の軍曹ニコラス・ブロディが、テロリストの隠れ家で見つかり救出される。アメリカ国民は、8年ぶりに帰還した彼を英雄として迎え入れる。しかし、CIAエージェントのキャリー・マティソンは、ある情報からブロディがアルカイダに捕虜として捕らわれている間、洗脳されてテロリストに寝返った人物だと確信する。不可思議な言動を繰り返すブロディと、彼の正体を暴くことに異常な執念を燃やすキャリー。果たして、ブロディは世間の目を欺く国家の脅威なのか…!?
2011年最高のドラマと称された本作は24カ国で放送されるなど世界的に大ヒットしました。有名人にもファンが多く、オバマ元大統領やビル・クリントン元大統領もホームランドのファンと公言しており、オバマ元大統領はDVDセットを注文してしまうほどのマニアっぷり。人気、評価共に高い作品です。
2012年のエミー賞作品賞を含む4部門を受賞。2012年、2013年と2年連続でゴールデングローブ賞作品賞を受賞するなど、高い評価を得た作品です。
11位 24-TWENTY FOUR- (評価8.3/10)

大統領予備選戦当日の24時間が舞台。黒人初の大統領候補デイビッド・パーマー議員が、24時間以内に暗殺されるとの情報が入り、ジャック達主要メンバーが召集をうける。一方、家を抜け出して友達と夜遊びをしていたジャックの娘キムがテロリストに誘拐される。さらにキムを探していたジャックの妻テリーも、テロリストに誘拐され、議員を守るはずのジャックは犯人に娘と妻を殺すと脅迫されてしまう。任務を優先するのか、妻と娘の命を守るためパーマー暗殺の片棒を担ぐのか、究極の選択を強いられてしまう…
全世界で最も有名なリアルタイムサスペンス。現実の時間とリンクしており、1話1時間で進行し、1シーズンで24時間(1日)の出来事を描いています。
主人公はアメリカのテロ対策組織の捜査官ジャック・バウアー。犯罪組織による国家を揺るがす事件に奮闘する作品。
DVDの累計レンタル回数は3億回と言われており、海外のみならず日本でも社会現象になった作品です。
2006年のエミー賞作品賞、主演男優賞を含む、計5部門を受賞した、人気のみならずクオリティも高く評価された作品です。
12位 プリズン・ブレイク (評価:8.3/10)

副大統領の弟を射殺した容疑で逮捕され、死刑判決を受けたリンカーン・バローズ。主人公マイケル・スコフィールドは兄リンカーンの無実を信じ、刑執行から救い出すために綿密な計画を備え、自身の体に刑務所の設計図を模したタトゥーをいれる。銀行強盗を犯し、目論見通り実刑が確定したマイケルは、リンカーンが収容され、また自身が改修工事の際に携わった重警備のフォックスリバー刑務所への収監を希望。兄弟での脱獄を企てる。
無実の罪により、投獄された兄を救うために、弟が自ら刑務所に入り、脱獄するために奔走する物語。完璧な計画を実行するものの、さまざまなアクシデントに見舞われる中、兄弟や仲間たちとの絆、囚人の裏切りなどの人間ドラマも大きな見どころです。
ハラハラドキドキする作品で1時間のドラマがあっという間に終わってしまい、続きが気になり仕方ない魅力があります。
初回放送で1,050万の視聴者を獲得し、その後も平均1,000万人の視聴者を集め続けた大ヒット作品。
13位 刑事コロンボ (評価:8.2/10)

よれよれのレインコートに、安葉巻、そしてもじゃもじゃの頭。この野暮ったい格好と犯人を追いつめる推理の冴えとの“ギャップ”、社会的ステータスの高い犯人の計画を粉砕する“カタルシス“、ドラマの冒頭部分で巧妙な犯罪が描かれ、緻密な推理でトリックを暴いていく“倒叙スタイル”という語り口。ストーリー、キャラクター、俳優の演技、どれをとっても一級品!
1974年のエミー賞作品賞、1972年のゴールデングローブ賞作品賞を受賞し、コロンボ役のピーター・フォークはエミー賞主演男優賞に通算10回ノミネートされ、10回のうち1972年、75年、76年、90年で4回もの受賞を果たしました。
今作は主役のコロンボ警部と犯人だけで、ほかの登場人物がほぼ出てこないのが特徴のドラマ。また、物語の出だしで、犯人の犯行を視聴者に見せる、「倒叙物」という作風で作られています。そのため犯人が誰かを予測したりして楽しむ作品ではなく、いかにして、コロンボが犯人を見つけていくかのプロセスを楽しむ作品です。
14位 メンタリスト (評価:8.1/10)

カリフォルニア州捜査局(CBI)の犯罪コンサルタント、パトリック・ジェーン。青い瞳と爽やかな笑顔が似合うイケメンだが、元詐欺師で以前は自身を霊能者と偽り活躍していた。妻と娘を殺した宿敵レッド・ジョンを追うため、CBIのコンサルタントとなり、人間心理を巧みに操る観察眼と推理力を持つ「メンタリスト」として型破りな捜査で犯人を追う。 レッド・ジョン事件の終了後、CBIコンサルタント時代に捜査の過程で犯した大小さまざまな犯罪を帳消しにする条件として、FBIのコンサルタントとして捜査に参加する…
主役のサイモン・ベイカーはエミー賞、ゴールデングローブ賞の主演男優賞にノミネートされるなど、その高い演技に注目が集まりました。
作品としては、初回視聴者数が1560万人を突破するなど、大ヒットを記録し、その後も高視聴率を維持し続けました。2008年の新作視聴率ランキングでトップに輝きました。
メンタリストとは事前リサーチや相手との対話や観察を通して、相手の心を探るパフォーマーのこと。この心理術を使って凶悪犯罪を解決に導いていく物語。
15位 エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY (評価:7.9/10)

時は現代。ロンドン警視庁で顧問を務めていたが、薬物依存症となりリハビリのためにニューヨークに住み始めたシャーロック・ホームズ。そんなホームズのところへ、リハビリ付添人としてホームズの父に雇われたというジョーン・ワトソンなる女性が訪ねて来る。彼らは6週間の共同生活をスタートさせ、ホームズはその鋭い観察眼と天才的な推理力、及びワトソンの医学的知識やなにげない助言、2人のぶつかり合う会話から手がかりを得て、数々の難事件を解決していく。
鋭い観察眼を駆使して皆が見落としてしまうような「初歩的な」手がかりで難事件を解決してしまうホームズの推理力はニューヨークでも健在。
主役のホームズを演じる、ミラーは驚異的な推理力がある一方で、こだわりが強い天才肌気質。一方ワトソンを演じるリューは、ミラーの世話を焼く姉御肌気質。知性と優しさを併せ持つ人物。そんな性格の違う二人はぶつかりながらも、足りないところを補い合う名コンビ。
初回視聴率が1340万人を突破するなど、大ヒットを記録し、その後も高視聴率を維持し続けました。2012年の新作視聴率ランキングでトップに輝きました。